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中洲大洋ホーム上映中作品二十四の瞳【旧作】


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特別興行

二十四の瞳【旧作】

07/22上映終了予定

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156分

監督 : 木下惠介 

出演 : 高峰秀子、月丘夢路、田村高廣、小林トシ子、笠智衆 

昭和3年、大石久子(高峰秀子)は新任の先生として、瀬戸内海小豆島の分校へ赴任した。一年生の磯吉(郷古秀樹)、吉次(宮川真)、竹一(渡辺五雄)、正(寺下雄朗)、仁太(佐藤国男)、マスノ(石井裕子)、ミサ子(小池泰代)、松江(草野節子)、早苗(加瀬かを子)、小ツル(田辺由美子)、富士子(神原いく子)、コトエ(上原博子)の12人の二十四の瞳が、初めて教壇に立つ久子には特に愛らしく思えた。二十四の瞳は足を挫いて学校を休んでいる久子を、二里も歩いて訪れてきてくれた。しかし久子は自転車に乗れなくなり、近くの本校へ転任せねばならなかった。五年生になって二十四の瞳は本校へ通う様になった。その時久子は結婚していた。貧しい村の子供達は卒業を迎えても誰一人望み通り進学出来ず、母の死んだ松江は金毘羅の食堂へ奉公に出された。八年後、その頃擡頭した軍国主義は久子を教壇から追い、大東亜戦争は夫まで殺した。島の男の子は次々と前線へ送られ、竹一等三人が戦死し、ミサ子は結婚し、早苗は教師に、小ツルは産婆に、そしてコトエは肺病で死んだ。久子には既に子供が三人あったが、二つになる末っ子は栄養失調で死んだ。終戦の翌年、久子は再び岬の分教場に先生として就任した。教え児の中には、松江やミサ子の子供もいた。一夜、ミサ子、早苗、松江、マスノ、磯吉、吉次が久子を囲んで歓迎会を開いてくれた。二十四の瞳は揃わなかったけれど、思い出だけは今も彼等の胸に残っていた。

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